対立軸のすり替え理論
対立軸のすり替え理論、そんなものが実際にあるのかどうかもわからない。
子供が、予備校で聞いてきた、現代文の選択問題の解法の一つだという。
選択肢が、あるがゆえに問題点を見失い、正しい選択ができい。
出題側も意図して設問をしていて、注意してねということらしい。
十分に本題をとらえていれば、どうという事ない問題でも、対立軸が故意にずれている設問に惑わされるという事。
今回の、選挙を見ていると、自民党はこの手法をわかって利用しているように思える。
本来、改憲の是非を問う選挙なのに、野党に対しては、福祉と経済の軸で対抗していた。
結果、政権が取れると改憲ありきの話になっている。
自民党の改正案はかなり極端な内容なのは、ご存じだろう。
そして、しれっと、遥かにリベラルな案を出してくるはずだ。
ああ、自民党はまともな事を言うんだなと、勘違いさせるために。
これが対立軸のすり替えだ。
元々は、改憲するかしないかの対立軸が
どちらの自民党案が良いかになってしまうのだ。
ご注意されませ。